成年後見制度とは

最近では認知症などで判断力が低下した高齢者が、詐欺や悪質商法の被害にあうという事件が少なくありません。

近年、正常な判断能力のある高齢者が「オレオレ詐欺」に引っかかり、莫大な老後資金を一挙に失うケースが、日本はもとよりアメリカなどでも頻発しているようです。

健常者である高齢者でも詐欺集団に騙されるような物騒な世の中ですが、最近では認知症などで判断力が低下した高齢者が、詐欺や悪質商法の被害にあうという事件が少なくありません。
加えて、最近は「若年性痴呆症」の増加傾向も伝えられており、中高年・高齢者の老後対策は他人事では無い状況と言えると思います。

成年後見とは
成年後見制度とは 権利擁護という観点から皆さんの自己決定権の尊重、ノーマライゼーションの 理念を実現することを目標として利用しやすいようにと、出来た制度です。
もちろん認知症、精神障害 知的障害等の為に判断力の不十分な方々にも必要です。

具体的には契約や手続きを行う人を付ける制度です。

  • 不動産・預金等の財産管理
  • 医療・介護サービス
  • 施設入所等に関する契約締結
  • 遺産分割協議など

「成年後見制度」には、大きく分けて「法定後見制度」と「任意後見制度」の2つがあります。

成年後見の申し立てをする場合

ご本人の状態で鑑定が必要になります。
以前は数十万といわれましたが、最近は簡略化されており、 私の関係する方々は大体5万~10万くらいでやっていただいておりました。